大観峰からは、阿蘇五岳やくじゅう連山を見渡すことができます。その雄大な眺めに感動した文豪徳富蘇峰が、「大観峰」と名付けました。
2007.9.11 場所:阿蘇大観峰
PM12:10大観峰登山口出発 PM12:45大観峰到着(休憩・カメラ撮影時間) PM1:30大観峰登山口到着
 国見岳へは断念したが、気持ちを切り替えて、私の心の中での宿題である阿蘇大観峰へ向かうことにした。
内大臣峡から見ると、熊本市を挟んで、全くの反対側だ。(~_~;)
男が一旦口に出した関係上、清く向かうことになる。


周辺地図


内牧温泉からの大観峰(※1)

 

 内大臣橋・霊台橋・甲佐町・嘉島町・益城町・大津町を越えて、国道57号線の阿蘇立野に入る。
 途中から内牧温泉方面へ左折し、内牧温泉へ到着する。
時間が11時近くということもあり、コンビニで弁当を購入。

 コンビニ前にて、食べようとは思ったが、登山口が解らないのが気になり、さしおり見つけることにした。

 


大観峰登山口(※1)
(※1)


登山口手前の展望所より
大観峰を見上げる。 (※1)

 

内牧より、国道212号線へ入り、正面に大観峰を見ながら、「どこかな、どこかな!」と車の中から探しながら走る。
 中腹ほどまで上がると、大展望台が開ける。
眼下に阿蘇五岳が一望でき、気持ちよい。(休憩)

 しかし、ここからは、駐車スペースが少ない事もあり、友人に電話して登山口を聞く。
「ん、ん!もう直ぐね。はい、解りました。」
 この展望台に車を置いて、後は歩ける距離との事。
しかし、歩道は無いし車がひっきりなしに来ることもあり、車で極力近くまで行く事にする。
 案の定、右手に発見。
登山口の路肩に駐車して弁当を食する。
準備万端、PM12:10登山口を登り始める。


杉の間を登る(※1)

約10分で標識あり(※1)
 

上り始めは杉の間を急坂が続く。
かなり滑るので、注意が必要だ。

 約10分ほど登ると「大観峰→」の標識あり。
若干右に曲がるが、ルートははっきりしている。
整備もまずまずといったところか!


大岩(※1)

大岩の反対側は阿蘇五岳が一望できる。(※1)


  登山口から歩き始めて15分で大岩が聳える場所に出くわす。
ルート自体は右側に大岩を回避してあり、何の問題も無く歩ける。
 大岩の反対側は、阿蘇五岳が一望出来る。

 眺め抜群だ。
そよ風も程なく吹き、非常に気分がはれる。


腰の高さ位の石を越える。 (※1)

一気に展望が開ける (※1)


 大岩の回避ルートは、若干、腰の高さほどの石の階段状のものを幾つか越える事になる。

 回避ルートを越えると、大観峰への展望が一気に開ける。
 太陽の紫外線は照り付けるが、そよ風があるので殆ど気にならない。

 もう直ぐ大観峰が見えるはずだ。


大観峰の西側斜面
(※1)

鞍岳方面(アベックがいた)
(※1)


 大観峰が近づくと、鞍岳方面も見ることが出来る。
大観峰から降りてきたと思われるアベックが岩の上でイチャイチャ!(ひとりもんには目の毒だ。)

 直に、大観峰の西斜面が見えてくる。
自然の摂理とはいえ、荘厳な雰囲気を醸し出す。


大観峰が見えた
(※1)

 登山口から歩き始めて、35分で大観峰へ登頂する。相変わらず、観光客(殆どアベック)で賑わう。
 二組ほどの写真を頼まれる。パチリ、パチリ!
チーズなどは言わない。
いきなり、パチリ!で終わり。^_^;

 登山口を教えて貰った友人にメールで報告。


大観峰からのくじゅう連山(※1)

 大観峰からのくじゅう連山方面を撮影。
鱗雲が発生しており、非常に爽快!

 しも〜たな〜!
くじゅうへ登ればよかったかな。


阿蘇五岳(フィッシュアイレンズ使用※2)

 阿蘇五岳方面に若干だが、雲がかかってきたようだ。又、雨の予感が・・!

そろそろ退散とする。


下山途中のくじゅう方面(※2)

 下山途中にも、展望を十二分に楽しめる。
くじゅう連山方面は青空に輝く。

 PM1:30、無事に登山口へ到着する。
何と、下りは約15分で降りてしまった・・!


小滝(※1)

 登山口より車で大観峰方面へ登ると右手に小滝がある。

 小滝の近くは、ヒヤッとして別世界。
又、 非常に風柳なので、三脚を立てて撮影を試みた。

絞り32、シャッター速度1秒が精一杯というところか。
少しは、水の流れる雰囲気を出せただろうか。
ファイルターを持参すると、もっと遅くシャッターが切れるのだが。
まあ、良しとしておこう。(*^。^*)


新穂湯(※1)


 大観峰からの帰りに、内牧温泉へ入浴する。
場所は、「新穂湯(にいほゆ)」
立て替えられており、以前から比べると格段にきれい。(私は前の方が良かったが)
料金は、以前の100円から200円に値上げ。
まあ、しょうがないか・・!
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使用カメラは、NIKON D100
RAWで保存し、Nikon Capture4.3にて画像処理しています。
三脚「EL Carmagne443U」を使用

※1: TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]
※2:AF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mmF2.8G
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