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二ノ峰から冠ヶ岳への周回

AM11:20二ノ峰直下の駐車スペース出発→AM11:44二ノ峰(昼食)→PM12:35砂防ダム→PM12:37鉄条網→PM12:55鉄塔→PM13:42鉄塔コース・冠ヶ岳分岐→PM13:58冠ヶ岳(休憩)→PM14:31冠ヶ岳・俵山分岐(これより、俵山縦走コースへ)→PM15:03一ノ峯分岐→二ノ峯際にてトラブル(~o~)→PM16:12駐車スペース到着

以下のURLアドレスは、更に美しいスライドショーやモザイク、回転トレイ画像が見れます。
http://gallery.me.com/petboy#100018

周辺マップ
ルートマップ

 このページをご覧の方は、ご存知だと思いますが、私の仕事の関係上どうしても早朝にやらなければならない事が多く、休み(火曜)と言っても時間的に制約されるのはしょうがない。
久しぶりに牧ノ戸へでも行こうと思っていたが、結局は近場の山になってしまった。

 さて、何処へ登ろうかと思案していたが、当たり外れの無い一ノ峯周辺に行くことにした。そういえば、この周辺も一昨年の年末以来だ。

登山口の駐車スペースより

二ノ峯際からの俵山
 当日の空は抜けるような青空が広がる。
GOA-TEXのスーツを着て行こうかとも思ったが、これならカッターシャツと簡単なベストでOKらしい・・!

 先日、車検から戻ってきたばかりの愛車パジェロをいつもの二ノ峯直下の駐車スペースへ止めて準備をしていると、昼食を買い忘れていた事が発覚。
いつもなら、ザックの中にカロリーバランス位は詰めているのだが、この日に限って無い。
これでは、しょうがないので車を引き返してコンビニに買いに行く羽目に・・!
これで、25分のロスを食らう(~o~)
再び、二ノ峯登山口駐車スペースへ戻り、気をとりは押して準備に取り掛かる。
今回の使用カメラは「デジイチNIKON D100」と「コンパクト LUMIX LX3」の二台持参して行くことにした。

二ノ峯からの一ノ峯

二ノ峯からの一ノ峯(D100使用)

二ノ峯からの一ノ峯(D100使用)
歩き始めは、いきなりの急坂だが、10分ほど耐えると一ノ峯から二ノ峯へのルートに出る。
そこより二ノ峯は、間近だ。
相変わらず、二ノ峯頂上からの熊本平野をバックにした一ノ峯は雄大で素晴らしい。
又、二ノ峯頂上には、ちょいとしたボルダリングに最適な大岩があり、真似事をした後に昼食に入る。

二ノ峯から見た冠ヶ岳方面

二ノ峯を降りて草原を歩く

暫くすると泥の作業道へ

 山頂で昼食をとっていると、ぞくぞくと登山者が登ってくる。
何かと騒がしくなってきたので、早々に引き上げて冠ヶ岳へと向かう。

道道に入って後ろを振り返る

途中より右道に入っていく

遠めの鉄塔方向へ歩く

この周辺は、いつ歩いても実に気持ちよい。
ところどころに残雪があり、ザックザックと音を立てながら歩いていく。

残雪の砂防ダム

砂防ダムよこのルート

鉄条網が前を塞ぐ
 鉄塔手前より右作業道に入ると、砂防ダムが現れる。
ルートは、右にダムを回避して上へと続く。
 残雪の中を登ると、直ぐに鉄条網が前を塞ぐのだが、そのまま鉄条網を突っ切っても良いのだが、今回は、右横の森林の中をいくことにした。
 植林の中の方が、蛇行している関係上歩きやすい。
いや、適度に目印のテープが張ってあるので迷うことは無いだろう。

杉の植林の中

一ノ峯・二ノ峯の素晴らしい展望
 杉の植林地帯を蛇行しながら登りきると、一揆に展望が開けて、熊本平野をバックに一ノ峯・二ノ峯の全貌を見ることができる。

 この角度からの展望が一番好きだ。

二月に入ると野焼きが行われて黒々とした姿になる。
それが、初夏には真っ青なグリーン一色になり、やがて赤茶色の姿になる。

黒、緑(=青)、茶色(赤茶色)

阿蘇の野焼は千年の歴史があるとの事なので、この色彩の繰り返しも千年繰り返していることになるのだろう。
こう考えると、 感慨不快ものだ。

一ノ峯・二ノ峯(D100のフィッシュアイレンズ使用)

一ノ峯・二ノ峯(D100のフィッシュアイレンズ使用)

一ノ峯・二ノ峯

一ノ峯・にノ峯

鉄塔沿いのコースを歩く







 

この辺は、360度の展望を見渡すことができる。
もっと、遠望がはっきりしている際には、遠く普賢岳の方まで見ることができるのだが、若干靄がかかっており、残念だ。

きれいな残雪

残雪もまだ残っている

鉄柵
 鉄塔の下は、かなりのアップダウンがあり、考えると辛いのだが、乗り越えると、コンクリート作業道が見えるころになると、傾斜も緩やかになる。
 コンクリート作業道も終わりになるころに最後の鉄柵がある。
これを乗り越えると、長くアップダウンが続く鉄塔コースも終わりだ。

 途中で、女性3人に出くわす。
女性:これからですか?
私:はい、ちょっと遅いですが、日暮れまでは何とか行けるでしょう!
女性:冠ヶ岳から先は、雪がかなり残っていますので、気をつけて。

適切なアドバイスが有難いものだ。
こんなときは、一人ということもあり、ちょっとした事が意外と助かるものだ。
心して、行くことにしよう・・!

鉄塔コース・冠ヶ岳の分岐

西方に広がる丘陵の草原

丘陵の草原のワイド画面
 砂防ダムから、ここ冠ヶ岳分岐までの鉄塔コースは、今回一時間ちょっとかかってしまったが、考えていたより、良い歩行タイムだったのではないだろうか(・・?

以前は、一時間半ほどかかっていた記憶があるが、今回久しぶりの山登りにしては、まだ体力も十分だし、満足だ。

このコースを外れて、冠ヶ岳へ向かう。
冠ヶ岳は、もうちょっと坂を登りらなければならないが、もう目の前だ。

日陰には残雪が残る

先ほどの丘陵を振返る

冠ヶ岳

 久しぶりの冠ヶ岳と言う事もあり、なんだか心が躍るようだ。

ルートには、まだ残雪が多数残る状態。

もしかして、冠ヶ岳山頂では、霧氷が見られるかもしれないと思うと、なんとなく足取りも軽くなる。

 ルートは、日陰に入ると、膝部分まで積雪があった。

冠ヶ岳山頂手前

冠ヶ岳展望岩手前の分岐

冠ヶ岳山頂
 鉄塔コース分岐から冠ヶ岳頂上まで、約15分で山頂にたどり着く。

思えば、この冠ヶ岳は何度登頂しただろうか!

この山へのルートは、通常なら南阿蘇グリーンロードからだろう。
各種の登山本も、そのルートしか紹介していないだろうが、今回の一ノ峯・二ノ峯からの周回コースの他にも、南阿蘇グリーンロードから鉄塔伝いに登りきる純然たる鉄塔コースも存在する。
この冠ヶ岳は、「熊日新聞発行の熊本百名山」の紹介によると、「思考の山」との記載がある。この訳は、私が思うに登るルートとその季節により全く違った山の印象が得られるとの理由からだろうか・・!」

冠ヶ岳からの俵山

冠ヶ岳から東方に広がる大矢岳方面(NIKON D100使用)









冠ヶ岳は、小さいながらも360度の展望が得られる。
いつきても、爽やかだ。
 

本谷峠の俵山への分岐

一ノ峯・二ノ峯のアップ

本谷峠手前から見る一ノ峯・二ノ峯(NIKON D100使用)

本谷峠直下の急坂

本谷峠

阿蘇五岳
 冠ヶ岳頂上より、俵山への縦走ルートに繋がる分岐まで10分ほどで到着する。
昔は、ここより阿蘇外輪山内側に続く古道があったようだが、今は風化して存在しないようだ。
以前にも、かなり探したつもりなのだが見当たらない。

 さて、この本谷峠からの俵山縦走ルートだが、ここよりルートで一番の急坂をくだらなければならない。
しかし、左の写真を見ても分かるように、積雪が中途半端にあり、軽アイゼンを装着せざるを得ない。それでも両脇の笹につかまりながら、やっと下りきる。

このピークをいくつか超える

遠めに俵山が見える

自然の摂理

 本谷峠を越えると、のこぎりの歯の様な鋭く刻むアップダウンが眼前に現れる。

何度も通行しているのだが、今回の中途半端な残雪は、所によると下部がアイスバーンになっているので、用心をしないといけない。

先ほど装着した軽アイゼンも装着したり、外したりの繰り返しになる。

阿蘇五岳

阿蘇五岳

超えてきたピークを降り返る

 この辺は、阿蘇五岳の絶好の見物場所だ。

本当に間近にて拝むことができる。

進行方向に向かって左側(西側)の熊本平野と右側(東側)の阿蘇谷とは、地形がまるで違う。

左側の熊本平野が至ってなだらかな山容に比べて、右側の阿蘇谷側は自然の摂理により抉れており、その切り立った崖の砂地は常に崩れている印象だ。

崩壊が進む箇所

阿蘇五岳(NIKON D100フィッシュアイレンズ使用)

崩壊が進む砂地







 細い痩せ尾根の真上を慎重に進む、本日のように天候が穏やかな時は、特に危ないことは無いはずだが、時に強風が吹き荒れるときは注意が必要と思われる。

なだらかな尾根沿い(NIKON D100使用)

 砂地が重なっている崩壊箇所を過ぎると、正面に俵山を見据えながら尾根沿いを歩くことになる。

この辺は、そよ風が吹いていつ来ても清清しい。

正面に二ノ峯を見据える

やっと鉄塔際に到着

一ノ峯への分岐

 冠ヶ岳から俵山縦走ルートの一ノ峯分岐より、あるここと15分ほどで高圧線の鉄塔が見えると展望が一揆に開ける。

もう二ノ峯はもう直ぐだ。

ここまで来れば、もう安心だ・・!

一ノ峯・二ノ峯

二ノ峯

一ノ峯・二ノ峯
 時刻はPM3:15分ほど。思ったより良いペースで周回が終わろうとしている。

何となくズボンの右ポケットを見ると、ポケット内部の布が外に出ており、入れているはずの愛車パジェロのキーが無い。
そういえば、先日車検をした際にスペアキーも自宅に置いたままだったはず。

これは、大変だ。

まず、落とした可能性がある所は、二ノ峯山頂にてボルタリングもどきを行った際と思われるので、急いで探しに登る。 しかし、無い。

引き返して鉄塔まで探しに行くが、ある当ても無く、かすかに出発する際に車の周辺に落ちている可能性も無いでもないので、泣く泣く下山することにする。

車の周辺を見回すが、やはり無い。
どうしようと途方に暮れる。

何となく車のドアを握ると、鍵をかけているはずのドアが すっと 開いて車のシートの上に鍵があった。

何と自分が情けないやら、ほっとするやら複雑な心境(^0_0^)
人の話は聞いたことはあるものの、こういうケースは初めてなので、最悪に至らずラッキーだった。

このページをご覧の皆さん、車のキー掛け忘れには気をつけましょう。
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撮影カメラは、主にNikon D100SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGAF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mmF2.8Gを使用、更にサブ機としてPanasonic LUMIX DMC-LX3を使用。

カメラ全般の詳細はこちらを参照願います。