阿蘇高森へ来ると正面に異様な形をした山々が迫ってきます。その背後にある清栄山は、南阿蘇を一望に見渡せる絶好の位置にあります。登山口から山頂まで20分程登れる、この山は一年中楽しめて実にすがすがしいものです。ご感想は、掲示板へ是非ご記載願います。
 2005.7.26 天気:晴れ(やや風強) petboy単独
AM11:26登山口出発→PM13:15登山口到着
 当日は、日本列島の中部より関東地方が台風が接近していることも考慮し、九州地方も山間部が強風の影響が予想されたので、簡単に登れて比較的安全な山との事で、この「清栄山」に登ることにした。又、昨年のこの時期に「キツネノカミソリ」の群落が大変美しく、感動ものだった事も、この山は好印象だった。
 熊本市内より俵山トンネルを抜け、国道325号線に入ると高森が近い。以前は高森まで、かなりの時間を要した印象があるが、市内から45分もあれば、ここまで来てしまう。高森峠手前の左側に「清栄山登山口」の小さな案内板があり、そこを左折すると「村山」の集落が点在する。細いモルタル道を抜けて、左正面に清栄山を見据えながら峠を登り切った所が清栄山登山口となる。
 向かい側の駐車スペースへ車両を止めて、いざ急坂を登り出す。10分程登った所で気づいたのだが、登山道(自然遊歩道)が綺麗に草刈り機で整備されている。いつもなら、両脇にも沢山の草花が咲き誇っているはずなのだが、それも刈り込まれているのだ。まあ、スッキリして歩きやすいのは、それなりに助かるのは解るのだが、あまりにも刈り込みすぎるような気がするのだ。これでは、自然遊歩道とは言えないかも・・!しかも、「キツネノカミソリ」の群生地も見事に刈り込んであった。
 昨年の時期から比べると、約18日程早いのは間違いないのだが、早咲きが少しはあってもよさそうな気がする。これから、咲き出すのろうか・・?疑問だ。
 約20分程で、山頂に到着する。相変わらず、正面に「根子岳」と「高岳」が見えて観覧には絶好の場所だと思う。更に西に南阿蘇全景、東に祖母山がハッキリと見えた。気温は30度だが、心地よい風と相まって実に気持ちよい。山頂のベンチで昼食を採り、30分程休憩をして下山する。途中に「コデマリ」「クサフジ」「マツムシソウ」などが少々ではあるが咲いていた。
村山集落から見た
清栄山。
手前は牧草地になっており、沢山の赤牛が放牧されている。 
※1
中腹より祖母山方面を
見る。遙か彼方まで遊歩道が続いている。 
※1
中腹より清栄山の
山頂を仰ぎ見る。 
※1
山頂脇の山の神より根子岳方面を見てみた。
※1
山頂のから見た高岳・根子岳。この清栄山は阿蘇を代表する山々を見る絶好の場所と言える。 
※1
山頂から見た南阿蘇全景
※1
山頂より高岳・根子岳のツーショット。
※2
シモツケ
あまり状態の良い花が少なかった。 
※3
クサフジが多数咲いていた。
派手さは無いが、非常に目立つ存在だ。
※3
人の顔に見える・・!
子供向けの何かのキャラクターに似ているか(^ ^;)
 ※3
お馴染みカワラナデシコ
緑の中にあって非常に目立つ存在だ。
※3
可愛らしいタンポポ
ソフトフォーカスフィルターを使用して撮影した。 
※3
登山口にも沢山の赤牛が草を食べていた。
この辺は全て赤牛らしい。※3
道端に一輪だけ咲いていた
オニユリ ※3
 村山集落より見た長閑な景色
※1
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使用カメラは全てNIKON D70
※1:使用レンズ TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4Di
※2:使用レンズ AF-S VR Zoom Nikkor ED 24〜120mm F3.5〜5.6G(IF)
※3:使用レンズ AF Micro Nikkor 60mm F2.8
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 2004.8.13 天気:晴れ後曇り petboy単独
AM9:06登山口出発→PM12:15登山口到着
 この清栄山は、数年前の登頂以来、二度目の山行きだ。その時は小雨模様だったせいか、殆ど印象が無い。最近は、夏バテの為にキツイ山行きを避けて、この山を選んだ。(笑い)
 国道265号線、高森峠最初のトンネル直前、道路左側に「清栄山登山口」の標識がある。
そこを左折して、麓の村山集落を抜け、曲がりくねった舗装道路「九州自然歩道」を車で慎重に登っていくと、やがて、左側の間近に清栄山が迫ってくる。(この辺りは虎御前原と言う)10分程行くと、右側に「清栄山」の標識、ここが黒岩峠だ。近くに数台の駐車スペースがあり、早速、準備をして歩き出す。
 いきなりの急坂(階段がついています。)、喘ぎながら10分程進むと南阿蘇の展望が開けた。後方に祖母山方面もハッキリと見える。登山道の両脇には、沢山の花が咲いていた。特にキツネノカミソリは、かなりの群落があった。
眺めながら更に20分程で山頂に到着。
 生憎、根子岳と高岳には濃いガスが掛かっているが、他の山々はまずまずの展望だ。
 山頂にベンチがあったので、横になっていたら30分程、寝てしまう。(^ ^;)
 やがて、雨が落ちてきたので慌てて下山する。
中腹より見る
南阿蘇
中腹に咲いていた
アザミ ※1
山頂脇に祭ってある
山ノ神
山頂より見る
阿蘇高岳
山頂の
オミナエシの花 ※1
山頂より
南阿蘇
山頂より見る
傾山方面
山頂より見る
南阿蘇の全貌 ※2
山頂からの
根子岳
中腹に多数咲いている
ノリウツギ
中腹に咲いていた
コオニユリ ※1
中腹に咲いていた
オトコエシ ※1
中腹に咲いていた
キツネノカミソリ1 ※1
キツネノカミソリのアップ2
※1
キツネノカミソリ3
※1
キツネノカミソリ4
※1
中腹に多数咲いている
クサフジ ※1
ご存じ
カワラナデシコ ※1
虎御前原から見た
南阿蘇の山々
虎御前原から見た
清栄山
使用カメラは全てOLYMPUS CAMEDIA E-20
全て、サーキュラーPLフィルター使用
※1:OLYMPUS純正マクロレンズ使用
※2:RAYNOX DCR-FE180PRO(フィッシュアイ超広角魚眼レンズ)使用
※掲載写真は、色調変更などのコンピューター処理は一切いたしておりません。
(但し、web掲載の為の解像度変更及びデザイン枠追加は除く!)