2007.11.13 場所:祖母 前障子・大障子岩尾根の周回
petboy単独
尾平登山口(MTB自転車にて移動)→上畑登山口(健男社横)→前障子(障子岩)→大障子岩→愛山新道分岐→鹿の背→池の原→宮原分岐→尾平
尾平登山口出発(MTBにて移動)AM7:10→上畑登山口AM8:00→測量用ポール地点AM10:05→前障子AM10:50(ルート不明により立ち往生40分ロス)→大障子岩AM13:12→愛山新道分岐PM13:48→鹿の背PM14:21→宮原分岐(尾平へ下る)PM15:11→尾平登山口到着PM16:45
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今回、祖母・傾山縦走の下見として、難関と言われる「上畑〜前障子・大障子」を初めて歩く事にした。
今回の計画として、尾平登山口(降りてくる所)に車を止めて、MTB(自転車)にて健男社の上畑登山口へ回り、そこから前障子→大障子→鹿の背→池の原→宮原分岐→尾平登山口へ降りて、帰りにMTBを拾って帰る計画だ。 |
川上渓谷より |
AM6:35尾平登山口到着
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AM4時に熊本を出発。
AM6:35分、尾平登山口到着。
計画として、尾平登山口まで早朝との事で2時間と計算するも、2時間半ほど掛かる。
途中で購入した弁当を食べて、車に積んできたMTB(自転車)を降ろして、外したタイヤを組み立てる。
登山届に記載して、AM7:10分、健男社の上畑登山口へ向かう。
川上渓谷より |
途中の愛山新道入り口を過ぎ、川上渓谷をMTBで走る。
周辺の紅葉が大変綺麗だ。
尾平登山口から川上渓谷の川べりまでは、急な下り。
そこから、健男社の上畑登山口までは登りが多い。
最初の計画では、尾平登山口から上畑登山口までMTBで30分で走破の予定が、大幅に遅れて50分も掛かってしまった。
おまけに、登坂が大変きつく、草臥れてしまう。
この時点で尾平登山口へ引き返して帰ろうかと思ってしまった位だ(~_~;)
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正面小屋脇を抜ける |
登山届箱 |
健男横の上畑登山口 |
健男社前の駐車スペース奥へMTBをデポして、上畑登山口より上り始める。
すれ違ったお婆さんに、「大障子方面は、これを登ったところですか?」と聞いてみる。
すると、お婆さん曰く、「何それ・・!」
ああ、聞くほうが悪かった(ー_ー)!!
コンクリート舗装道を上がりきった所に白壁の小屋があり、そこの左横に「大障子・・」の標識あり、暫く杉の植林地帯に付けられたルートを、ひたすら登る。
結構、MTBでのきつさも若干残っており、辛い・・! |
紅葉bR |
紅葉bQ |
紅葉bP |
20分ほど急坂を登り続けると、植林地帯を抜けて、紅葉が非常に美しい登山道に変わる。
ルートは尾根の脇を上がっており、複雑に右へ左に曲がり続ける。
途中の標識や赤いテープは多数ついているので、迷う事はなかろう。
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途中の沢上の大岩 |
前障子の標識 |
尾根筋へ上がった所 |
上畑登山口を歩き出して、約1時間弱で「前障子へ」の標識あり!
一先ず、ほっとする。
初めてのルートは、こういう標識は助かるもの。
更に上り続けて、1時間50分で尾根筋に上がる。
少しづつ展望が垣間見る事が出来る。 |
測量ポール脇の景色
奥は大障子岩 |
測量ポール |
最初の展望 |
丁度、2時間で「測量ポール」た立ててある素晴らしい展望台に上り詰める。
青空は澄み切り、紅葉も豊か。
遠くに祖母山、その手前に目指す大障子岩が見える。
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やっと前障子到着 |
前障子(障子岩) |
前障子頂上の標識 |
前障子からのくじゅう連山 |
上畑から約2時間50分で前障子(障子岩)の大岩前へ到着する。
早速、慎重によじ登って展望を楽しむことにした。
前障子頂上の標識は、上って直ぐ平のところへあった。遠くに、くじゅう連山も見える。
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前障子からの東側の景色 |
前障子から祖母山方面 |
前障子からの大障子岩 |
前障子頂上の標識場所より更に祖母山方面に歩くと、素晴らしい展望を拝む事が出来る。
既に11月とは言え、紅葉も未だ充分に残っている。
前障子にて景色を堪能した後に、次の目標の大障子岩へ向かおうとしたが、前障子からのルートが解らず。一応、前障子の大展望台から崖へ恐る恐る降りてみたが、こんな崖から下るルートは無く、大展望台へ引き返す。
頂上標識の周囲にも、大障子岩方面へのルートは無く、途方にくれる。
参考にしたHPにも記載事項は無く、いつも所持している国土地理院の1/25000地図を見ても解らない。
HPには、スムーズに書いてあるのだが・・。
しかたなく、上畑方面に引き返すことにしたが、ここまで来たこともあり、再度、前障子の大岩の前へ来たところ、大岩の向かって左下にルートを発見する。
このミスで約40分間のロスタイムとなる。
詳しい教本の「「九重・祖母・大崩を歩く」などを見ていれば、こんなロスをすることは無かったのだが、数日前に友人の貸したのが"あだ"となってしまったようだ。
気を取り直して、次の大障子岩へ向かう。 |
大障子岩を見上げる |
縦走路の様子 |
大障子岩前の紅葉 |
大障子岩へは、一旦下り、再度幾つもののピークを越えなければいけない。
縦走路も大障子岩へ迫るにつれて右へ左に細くなってきており、テープも極端に少なくなる。
今回は、初めてに付き不安だ。 |
大障子岩を過ぎた所 |
大障子からの祖母山方面 |
大障子岩頂上 |
大障子岩からの展望 |
前障子にて40分間のロスタイムを費やした後、約1時間半で大障子岩の頂上に到着する。
縦走路から大障子岩の頂上標識は、少々北側へ上り詰める事になる。
流石に、展望は素晴らしい。
携帯にて友人へ連絡しようとするが、不思議と受信は出来るが送信が出来ず。
約5分ほど滞在した後に、縦走路へ戻り、先を急ぐ。 |
深山の紅葉bS |
深山の紅葉bP |
深山の紅葉bQ |
深山の紅葉bR |
途中の紅葉が大変綺麗だ。
やはり、この深山の光景は、祖母・傾山方面でなければ出会えないだろう。 |
愛山新道分岐 |
鹿の背手前の紅葉 |
大障子岩より一旦下り、30分ほど歩くと「愛山新道分岐」が左側にある。ここより「90分で尾平」との標識もある。
一瞬、ここより下ろうとも思ったが、やはり今回は縦走の下見であり、ここで止めたら意味が無いとの事で、「下りたい気持ち」を踏みとどまる。 |
鹿の背 |
鹿の背上からの様子 |
愛山新道分岐より、約40分で「鹿の背」へ登る。
この鹿の背は、縦走路にあり、必ず通過しなければいけない。
又、HPで参照しているところによると低いところにあると思いきや、結構高いピークの際に存在している。
肝心の鹿の背を渡った感想だが、右写真の「鹿の背上からの様子」を撮影していることから推測されるように、比較的なだらかで用心すれば休憩も可能な岩塊だ。
通過する場合は、あくまでナメテはいけないが、深い霧や雨でも降っていない限り、怖くて通過できないほどのものでは無い。
しかし、両脇は深い切り立った崖なので、慎重にはならざるを得ないだろう。 |
奥岳川にかかるつり橋 |
宮原分岐から下りの様子 |
宮原分岐 |
PM15:11分、宮原分岐へ到着。先々週に黒金尾根からの帰りに下った箇所ゆえに、ほっとする。
理想は、PM14:30分までには到着したかったが、ロスタイムもあるし、自分が悪いので致し方なかろう。
約1時間20分で奥岳川のつり橋に下り、ついでに川へ下りて、思いっきり顔を洗う。
いやはや、気持ちよい(*^。^*)
こんなに気持ちよいものなのかと痛感する。
人目をはばからず、大声を出してしまった。(人は居ないが・・。)
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奥岳川周辺の紅葉 |
尾平鉱山跡様子 |
つり橋から、約10分で尾平鉱山跡へ到着する。
未だ、4時40分ほどだが、段々と暗くなり始めてきた。
山は夕暮れが早い。
PM4:45分、無事に尾平登山口へ到着する。
駐車してあった私のランクルのフロントガラスに、「もみじ屋」の駐車料金催促の封筒が貼り付けてあったので、500円をポストへ入れる。
帰りに健男社前の駐車スペースへデポしてあったMTBを収容して帰るとする。
帰り途中に竹田の温泉にて1時間たっぷりと汗を流す。 |
今回は、反省点があまりにも多すぎる感があるが、このルートを経験する事により、祖母・傾山の縦走が見えてきたようだ。本来、山での失敗はいけないが、この失敗を次回に生かさなければいけない。
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使用カメラは、NIKON D100
RAWで保存し、Nikon Capture4.3にて画像処理しています。
使用レンズに関して、「TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]」を使用
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